「ハロウィン」「ヴァンパイア 最期の聖戦」「エスケープ・フロム・L.A.」など、数々のホラー・SF映画でカルト的な人気を誇る巨匠ジョン・カーペンターが、誕生日に“故人”扱いされるという珍事が勃発した。
米エンターテインメント・ウィークリー誌によれば、カーペンター監督が70歳の誕生日を迎えた1月16日(現地時間)、米映画批評サイト「ロッテントマト」が、「生きていれば、今日で70歳になるジョン・カーペンターの誕生日を祝して、彼の代表作を振り返ってみよう」とTwitterに投稿。それを見たファンから失笑まじりの抗議が大量に寄せられた結果、投稿はすぐに削除され、「大変失礼しました。今朝はとりわけ霧が深かったもので……。70歳のお誕生日おめでとう!」と、同監督の代表作の1つ「ザ・フォッグ」(80)に引っ掛けた謝罪/お祝いメッセージに差し替えられた。
ロッテントマト側が、「単純なうっかりミスで、悪意はなかった」と弁解するかたわら、当のカーペンターは自身のTwitterに、「ロッテントマトさんへ。こう見えても、私はまだ死んでいません」とユーモアたっぷりのコメントを掲げ、健在ぶりをアピールした。ほとんどの作品で自ら作曲も手がけていることで知られるカーペンター監督は、昨秋リリースしたニューアルバム「Anthology: Movie Themes 1974-1998」を引っさげコンサートツアーを行うなど、死亡説とは裏腹に、まだまだ現役として精力的に活動を続けている。
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