「無敵のハンディキャップ」の著者・北島行徳氏による小説を映画化した「バケツと僕!」のポスタービジュアルと予告編が、このほど披露された。前川清の長男であるシンガーソングライター・紘毅と、“日本の孫”と親しまれる演歌歌手・徳永ゆうきがダブル主演した今作。ビジュアルと映像は、「最強のバディムービーが誕生!」というコピー通り、2人による純粋で感動的な物語の一端をとらえている。
養護施設で働くことになった神島(紘毅)は、軽度の知的障害と盗癖のある15歳の少年・バケツ(徳永)と出会う。母親から虐待を受け、捨てられて施設に入ったバケツは、唯一の兄弟からも見放され、施設からも追い出されてしまうが、神島は彼を引き取り、共同生活を始める。
予告編には、バケツが密かに思いを寄せる黒田役の岡本玲、バケツの姉・美由紀役の竹島由夏ほか、杉田かおる、「ダチョウ倶楽部」の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵も登場。紘毅が手がけた主題歌「虹色のファンタジー」にのせ、虐待や孤児、ネグレクトといった社会問題、健常者と障害者の垣根を越えた友情を、純粋な視点で映し出している。
「バケツと僕!」は、小林政広や本木克英のもとで助監督を務めた石田和彦が、65歳にして監督デビューを果たした。3月3日から東京・新宿K's cinemaほか全国で公開。
【作品情報】
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